教室からの風景・・・。


by meg322-411
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2月のレッスン と 村上春樹のスピーチ


今月は♪ニューヨーク ニューヨーク♪
楽しい曲です。
こんな曲もたまにはよいでしょ?
なにせ、日ごろ煮詰まっている私としては気晴らしになります。

さてさて、今月はあれこれと話題は満載なのでしたが、
欲張りすぎてしっかりお伝えできなかったところも・・・。

先月はオバマ大統領の演説を少しご紹介しました。
今月は、我が国にもスピーチの達人がいることを是非ご紹介したい。
作家の村上春樹氏が、イスラエルで「エルサレム賞」の受賞したときのスピーチです。

イスラエルといえば、ガザの暴動で悲惨な状態。
そのイスラエルから、賞をもらいに行くのかという批判が多く寄せられたらしい。
受賞辞退することこそ、イスラエルに対する正しい批判の仕方だと。
村上氏は、だからこそここに来たのだと、
言わないよりも伝える選択を、
見ないよりも見る選択をしたとスピーチの中で話してますね。

"Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg."

 「私は常に卵の側に立つ」

卵は強固な壁に対する脆い人間ですね。
そして強固な壁は、どこかの国を名指しするのではないと。
それは「システム」だと述べられています。
「システムの壁」なら限りなく普遍的なもの。
あれもこれも当てはまる。

そして、これもうーんと唸りましたが、
壁がたとえどんなに正しくても、卵の側に立つのだと言っていること。
「正しいか正しくないかは歴史が決める」のだと。


受賞を受けるのが良かったか、辞退が良かったのか
いろんな見方があるでしょうが、
とにかく私は『自分の意見をきちんと伝えている日本人のスピーチ』を
久々に見た感じがしました。

ちょっとさわりの部分を聞いてみてください。





村上氏のスピーチは流暢な英語でも、気取っているわけでもありませんが、
しっかりとこちらに響いてきます。
きちんと届く言葉なのですね。


映画でも「つみきの家」や「おくりびと」が
アカデミー賞を受賞したのも嬉しいニュースでした。
日本人だって捨てたもんじゃないんですよね。


ちょっと硬いテーマかな?と思いつつ
今回のJAZZレッスンで取り上げてみました。
大人のレッスンなればこそのトピックです。嬉しい。

皆さん、説明不足でごめんなさい。
う~ん、あんな短い時間ではちょっと無理だったかも。
でも、うまみ成分くらいはお分かりいただけましたか?
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by meg322-411 | 2009-02-27 22:41 | JAZZレッスン